漫才・時事ネタ1

GENIN


 2020年安部政権から菅政権に変わった時期をネタにしています

 長、短の二人でお送りします


長「どーも~」


短「GENINです」


長「いやあ、最近もまだまだウィルスは尽きないね」


短「そうですね」


長「どんどん溢れてきてネタかウィルスかみたいなね」


短「ないから、並べる対象おかしいから、ネタが尽きないことは僕たちにとっては良いことですけど」


長「そんな中でも世の中は回っていきます、ちょっと前から何かと話題になってる日本学術会議は不思議なものですね~」


短「そうですね、任命責任のある首相が拒否したのはおかしい、説明責任を果たせなんて話題になってますね」


長「おかしな話ですよ」


短「なんでです?」


長「総理の乱心だの任命されなきゃおかしいだの」


短「一部では説明なしの拒否が独裁政権に繋がる憂うべき事態だなんて声も聞こえましたね」


長「そんな拒否説明だの推薦した理由だのなんてのはどうでもいいんですよ」


短「おや? いいんですか?」


長「そんなの求めている暇あったら科学的に誰でも笑える漫才の一つでも提言しろってんだよ」


短「ちょっと待ちなさいよ! そんなのあったらうちら商売上がったりだよ」


長「ツッコミは間髪を入れずにこの角度で手を出すとかね」


短「まあ、そういうテクニック的なのはある程度それぞれで形になってるのはありますね」


長「ツッコミは170センチ以上じゃないとしちゃいけないとかね」


短「身長は関係ないだろ」


長「ここにいるのはツッコミじゃないと」


短「ツッコミ! ツッコミだから!」


長「任命拒否で騒いでる余裕があるなら今まさに科学的見地での提言を必要としている、防疫と経済の妥協点について言及してもらいたいもんですね」


短「そうですね。 困窮する人たちもいる、かと言って防疫や拡大防止を疎かにもできないですから、専門家会議での議題はどうなっているのか疑問ですね」


長「首相だなんだが出てきて先を示せって時は、学術のお偉いさんでも出てきて説得力のある発言してもらいたいもんです、よく分からず大阪に対抗したように作った東京アラートなんてそれこそ言い出したの誰だってね」


短「ありましたね、そんなの、都庁やレインボーブリッジライトアップだってどの専門家からの進言だったんでしょうね」


長「学術会議が提言したのはCO2の低減に向けたビニール袋の有料化って、これはもう学術会議改めダジャレ会議って名乗ってほしいね」


短「良いか悪いかは置いておいて、政府に対する相応の影響力を持っているのは間違いないですね」


長「最近、家での生活が多くなったので、自宅でたまに焼肉するようになったんですけど」


短「焼肉ですか、良いですね」


長「ちょっと困ったことがありましてね」


短「困ったこと?」


長「火事が怖くて火弱くしてたら肉が焼きにくいったらありゃしない」


短「いいんだよ! ダジャレ会議なんてないからそんな発言しなくて」


長「こう言えば推薦されるかなって」


短「されないから! あれはれっきとした政府の組織、それ言う為だけにいきなり切りだしたら変な空気になっちゃったでしょ」


長「議員と違って国民が選んでもない首相直轄組織をどう扱うかなんて追及しても意味がないのにね」


短「ほう」


長「あんなの私達からしたら、○○庁の大臣副大臣を○×さんと△□さんにしましたってのと違いもない」


短「そうですね、正直僕らには学術会議のメンバー誰それみたいな話です」


長「マスコミが今までそこにスポット当てたの見たことないから今の反対報道多いのも違和感しかない」


短「あくまで首相が持つ組織の話ですからね、言うならいっそ解体して一から立て直せくらいは言うとこあってもいいですよね」


長「そんな専門家集団は何も口出ししてませんが、このままだとオリンピックの開催はもう絶望的です」


短「そうですね」


長「いっそのこと新型コロナに罹った人だけ集めて限界に挑戦してもらうコロリンピックなんて開いてもいいでしょうね」


短「なんだよ! コロリンピックって! 罹った人は安静にさせて療養させなさいよ」


長「限界超えちゃってころりといくコロリンピック」


短「やめなさい! 本当に縁起でもない、不謹慎ですよ」


長「でた、不謹慎」


短「出たもなにもあなたが変なこと言い出すからでしょう」


長「不謹慎不謹慎、そんでもって一つ飛ばして不謹慎」


短「なんだよ、一つ飛ばしてって飛ばすようなものじゃないの」


長「不謹慎は当事者にとっては配慮すべきこともあるでしょう」


短「それはそういうものですからね」


長「それですよ、今まさに自粛とGoToが不謹慎のせめぎ合いをしているわけですよ」


短「本当ですか?」


長「この前、平日の夜9時頃に神田駅近くを歩くことがありましたけど、見事に店に客がいないんですよ」


短「そりゃあこの状況ですからね」


長「GoToで呼び込むけど飲み屋は不謹慎の一言ですよ」


短「厳密な線引きは曖昧で各個人に委ねているところがありますからね」


長「これじゃあ飲み屋の人たちは付近シーンとしてるってインタビューに答える気満々ですよ」


短「だからダジャレから離れなさいよ」


長「会議会員の座を狙ってますよ、これは」


短「狙ってないから! そんな会に入りたがる人の方が稀ですから、いい加減離れましょう」


長「それにしても新型コロナ対策したらインフルエンザ患者が例年の千分の一になったのは皮肉ですね」


短「罹らないに越したことはないので良いことではありますけどね」


長「千分の一にまで抑えても新型コロナの感染がこれだけ出てるとなるとやはり恐ろしい話です」


短「そうですね、我々みたいな存在には恐々とさせられます」


長「漫才しているのにお互いが遠いなんてツッコミはやりづらくてしょうがないね」


短「そうですね、ツッコむための手振りがなんの強調にもなりません」


長「そんな漫才のこれからにはこれです」


短「なんです?」


長「題してやまびこ漫才」


短「やまびこ? どんなの?」


長「ツッコミの言葉を繰り返す! なんでやねんなんでやねんなんでやねん」


短「それ単にエコーきかせてるだけだよね」


長「二回目の終わり辺りからだんだんと声を小さくしていって」


短「それフェードアウトしてるだろ! それツッコミでもなんでもねえ」


長「それでは皆さんこの辺でごきげんよう」


短「ごきげんようごきげんようごきげんよう」


長「・・・・・・」


短「って終わってんじゃないか! なにさせんだよ、もういいよ」


長「どうもありがとうございました」


短「どうもありがとうございました」